~レッスン内容②~耳を育てる

ピアノは習い事ランキングでも上位に入る習い事のひとつでもありますが、

「ピアノは小さいころから習わせたほうがいい」
「音感をつけさせるなら早いほうがいい」

といったイメージを持っていらっしゃる方も多いかと思います。
確かに早くからピアノを習う意味はとても大きいと私は感じています。

しかしその中で
「長い時間椅子に座っていられるかわからない」
「まだうちの子にはピアノは難しいかも…」
「うちの子は落ち着きないから無理かもしれない

というように悩んでいらっしゃる保護者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな保護者さまに少しでもピアノという習い事をイメージをしていただけるように、当教室で行っている3歳から7歳までの耳を育てるためのレッスンを今回ご紹介いたします。

3歳から7歳までの音感レッスン

まず皆様お聞きしたことがあるかと思いますが、「絶対音感」をご存じでしょうか?

絶対音感は、ほかに何もヒントがない(比較対象がない)状態で、音名と音の高さを認識することができる能力です。
絶対音感を持っていると、何調であるかや、和音が何かも聴き分けることができます。それゆえ、曲を聴いただけで、楽器を使って曲を再現をすることが可能です。

基本的に絶対音感は耳の発達が急激に成長する3歳~7歳までに訓練することでみにつけることができるとされています。

実際私も3歳からピアノを始めて、音感の訓練を先生にしていただいたので絶対音感をもっています。
絶対音感があることによって、音楽がより楽しく、さらに理解できるようになりますし、豊かな感受性も身に着けることができます。

そこで当教室では、3歳から7歳までのお子さまには

ことを目標にレッスンを行っています。

耳を育てる

まずピアノで弾いた音が、どの音なのかをあてるゲームをします。
まず「ド」の音を弾いて、耳で聞いて覚えてもらいます。今度は先生が、鍵盤でランダムに音を出します。
そして「ド」の音が聞こえたら、手をあげる!

これを毎回のレッスンで音を変えて、繰り替えし行っていきます。
なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、意外と子供たちはすんなりできるんです!急成長中の耳はすごいですね!

和音で聴く

その他にも和音をきいて、「明るい和音」か「暗い和音」かを聴き分ける音あてクイズも行います。
これは複数の音(和音)をきいて

・長調(明るい、元気な感じ)

・短調(暗い、寂しい感じ)

という風に聴き分けてもらい、ゲーム感覚で覚えていきます。

どんな調なのかまで把握をすると音楽のイメージをさらに深めることができますし、感受性もより豊かになるため、当教室では音感を育てることを大切にしています。

まとめ

ピアノを弾くにあたって「音を聴く」ということはとても大切なことです。
幼少期からゲーム感覚で音感をみにつけ、自然と耳を育てることを目指していきます。

またその他のレッスン内容についても次のブログにてご紹介していこうと思います。